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Back Number : 2015年9月

ATOLLO

2015.09.29 Tuesday

MOCTAVE 照明 ATOLLO

真鍮独特の深みのあるマットゴールドが美しい ATOLLO。
1977年に発売され世界中の美術館や博物館で永久コレクションされているだけでなく
住宅でも愛用される、名作照明として知られています。

発売当初は乳白ガラスを使用したやわらかなイメージのものでしたが
発売から約40年の間にブラック、ゴールド(真鍮)など
よりモダンな素材のシリーズが発売されてきました。

MOCTAVEで使用しているゴールドタイプは
シェードによって遮られた光が支柱の円錐部分に反射し独特の陰影を生み出します。

シンプルかつ洗練されたデザインは空間に収まった時に
より一層、独特の存在感を放ちます。

 

atollo233oro-02

是非代官山ショールームにてご覧ください。

 

家具 ・ インテリアショップ MOCTAVE | 東京・代官山

One new flame / Flying flames

2015.09.11 Friday

onenewflame  MOCTAVE 代官山 照明

Flying Flame MOCTAVE 代官山 照明

 

 

先日ご紹介しましたキャンドルの炎を見事に再現した “My New Flame“。

同じシリーズで吊り下げるタイプのOne New Flame や
複数の吊り下げを可能にしたFlying Flame もございます。

当店での展示はMy New Flame のみとなりますが、
上記シリーズもご提案させていただくことができますので
ご興味のある方は是非ご相談くださいませ。

CONTACT

 

 

家具 ・ インテリアショップ MOCTAVE | 東京・代官山

My New Flame  マイニューフレーム

2015.09.10 Thursday

My New Flame3

キャンドルの炎を見事に表現した革新的な照明をご紹介いたします。

光の詩人 Ingo Maurer (インゴマウラー)による照明 My New Flame。
これまでのキャンドルをモチーフにした照明とは一線を画すもので、
不規則な炎の揺れが精密にプログラムされ、複数個並べても個々が異なる動きをするようになっています。

本物と見紛うほどリアルな炎は温かみのある色温度が表現されていて、
剥き出しになった無機質な基盤との対比が人を引き付ける要素となっています。

LEDの開発など、照明が進化を遂げた今、
技術の革新により生み出されたのは ”キャンドル” という古典的で温かい灯りでした。

写真では伝わりきらない良さがあります。
是非実物を代官山ショールームにてご覧くださいませ。

My New Flame4

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電子キャンドル MY NEW FLAME

家具 ・ インテリアショップ MOCTAVE | 東京・代官山

第4章 | 森の響き [桑・山漆]

2015.09.02 Wednesday

 

モクターブ 広葉樹図鑑

もくたーぶ広葉樹図鑑P34

 

[右]
桑  クワ・ヤマグワ(クワ科)
Morus bombycis

養蚕用のクワは中国原産で多くの品種があり、畑に植えられているため
低い樹と思いがちですが、ヤマグワは10m以上になります。
葉は卵形や裂けた形など、一本の木でも様々な形が見られます。
夏には甘酸っぱいクワイチゴが実り食用としても有用な樹です。

材は黄味を帯び、強靭で保存性が高く経年変化で光沢のある褐色になります。
しかし、そのような材になるほどの太い樹はまれにしか見られず、きわめて希少な高級装飾材です。

[左]
山漆   ヤマウルシ(ウルシ科)
Rhus trichocarpa

秋に他の落葉樹に先駆けて鮮やかな紅葉を見せてくれますが、
樹液でかぶれることがあるため嫌われる木でもあります。
まれに大きく成長し木材として利用できる場合でも、
製材する人は注意しないとかぶれてしまうことがあります。

材の色は強い黄色味を帯びていますが時間とともに茶褐色に変化します。
タンニンが多く、脂気(やにけ)も多いので腐りにくい材で、工芸品などに使われます。
ちなみに漆器に使われる「漆」は樹液採取用に栽培されたものです。

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第4章 | 森の響き [山猫柳・水目]

2015.09.01 Tuesday

 

モクターブ 広葉樹図鑑

広葉樹図鑑P33

[右]
山猫柳   ヤマネコヤナギ・バッコヤナギ(ヤナギ科)
Salix bakko

ヤマネコヤナギ・バッコヤナギ(ヤナギ科)

900種以上あるヤナギの一つで、日当たりの良い斜面に多く見られ、
まれに15m程度まで成長します。
早春に黄緑色の花をたくさんつけるため、その存在がよくわかります。

学名に「bakko」と付いているように日本固有種です。
「バッコ」は、この葉を好んで食べる牛のことを東北弁で
「ベコ」と呼ぶことに由来するという説があります。

材は淡い黄褐色で適度な軟らかさを持つため、まな板などに使われます。

[左]
水目   ミズメ(カバノキ科)
Betula grossa

この樹は別名「アズサ」といいます。皇太子徳仁親王のお印でもあります。
材木屋さんは「ミズメザクラ」と呼ぶことがありますが、
サクラの仲間ではなくカバノキ科です。
樹皮もサクラにやや似ていますが、サクラほど茶色くなく灰色をしています。

特徴的なのは、樹皮や枝を少し傷つけて匂いを嗅いでみると
消炎鎮痛剤に使われるサロメチールに似た匂いがすることです。

材は心材が淡い紅褐色、辺材は黄白色をしており、緻密で高級材として用いられます。

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