WOOD FURNITURE JAPAN AWARD 2016 にて上位20作品に選ばれ、
パリにて展示されることになりました。
その様子を少しお伝えしたいと思います。
パリの街はどこも美しく、歴史と新しい発想に溢れた刺激的な街。
会場となるのはパリ中心部にある、通りから少し中へ入った静かで雰囲気のあるギャラリーです。
鈍い音がする大きな古いドアを開けると入口が見えてきます。
今回ノミネートされた作品が一堂に揃います。
こうして並ぶと木の家具と言っても全く違う印象があることに改めて驚かされます。
それぞれが異なるコンセプトでデザインされていて
デザインは美しさだけではなく、効率や軽量など様々な要素を含んでいることがよくわかります。
MOCTAVEから選出されたのは ” Rito Stool ” と ” Osrinato Sideboard ”
木の持つ表情の多彩さにフランスの方は大変驚かれていました。
フランスの方にとってMOCTAVEが使っている様な多種多彩な木は馴染みがなく
多くの方が着色した色だと思うようなのです。
その発想が私にはかえって新鮮で改めて日本の多彩な木が世界の人々を魅了する可能性を感じました。
感情表現が豊かなフランス国民。熱いハグや握手でデザイナーを称賛する一幕も。
” デザイン ” に対するリスペクトを感じます。
エマニュエル ムホーさんによる空間デザインも素敵でした。
次回は3月4日~3月5日に東京 スパイラル にて展示が行われます。
初日の3月4日(金)には各賞の審査・表彰が行われます。
お近くへお越しの方は是非お立ちよりくださいませ。